Sustainability

サステナビリティ

サステナビリティ 図表 1

「皮」から「革」へ
アップサイクル。

たくさんの人に食べていただいている完全養殖ぶり「黒瀬ぶり」。
年間生産数量は約200万尾、必要に応じて加工され世界中の食卓に届けられます。

ぶり類の食用部分は約46%。*1
食用に加工する過程で出てくる頭や骨、尾、そして皮などの食用にならない部分は54%。*2
半分以上が食べられないのです。

それらはこれまで飼料などに利用されてきました。
けれど、限りある資源をもっと有効活用できないだろうか?
「皮」をなめして「革」にすることができたら?
ヨーロッパではフィッシュレザーが製品化されています。

魚の革をつくりたい。捨てるのは、もったいない。
同じ想いをもつタンナー(皮革なめし業)が日本にもいました!

独自の手法を開発し、高品質な「魚の革」をつくれる職人たち。

この出会いから “namino leather”は生まれました。

*1 *2 東京都中央卸売市場「水産物歩留調査」より

Traceability

トレーサビリティ

天然の稚魚に依存しない100%完全養殖。
namino leatherに使われる「黒瀬ぶり」は100%トレーサビリティが確立されています。

サステナビリティ 図表 2

100%完全養殖

「黒瀬ぶり」はぶり類としては世界初の100%人工種苗(人間の管理下で採卵・孵化させた稚魚)による完全養殖。

天然の稚魚を捕獲するところから始まる一般的な養殖と異なり、採卵から養殖を行うため天然資源への影響が少ない、サステナブルな養殖手法です。

また、徹底した育種管理により優良な個体がかけあわされ、大きさも天然の稚魚から養殖されたものより安定して大きな個体をとることができます。

サステナビリティ 図表 3

完全なトレーサビリティ

一般的な調達ルートでは、養殖から加工までに様々な業者が介在しトレースが困難になりますが、namino leather の原料(skin)は養殖から食品加工まで一か所で一貫生産しているためトレーサビリティが完全に確立されています。安定したルートでの調達が確立されているため、サイズや皮の状態においても一定の品質を安定して保つことが可能になります。

*3サステナビリティ 国際認証マーク

国際認証

黒瀬ぶりは持続的な出荷を将来にわたって実現するため、漁場環境への負荷軽減、天然資源への依存度の軽減、アニマルウェルフェアなど様々な取り組みを行ったうえで養殖されてきました。それらの取り組みは第三者機関による各種国際認証により証明されています。

*3 ASC認証は一部のみ

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