「皮」から「革」へ
アップサイクル。
たくさんの人に食べていただいている完全養殖ぶり「黒瀬ぶり」。
年間生産数量は約200万尾、必要に応じて加工され世界中の食卓に届けられます。
ぶり類の食用部分は約46%。*1
食用に加工する過程で出てくる頭や骨、尾、そして皮などの食用にならない部分は54%。*2
半分以上が食べられないのです。
それらはこれまで飼料などに利用されてきました。
けれど、限りある資源をもっと有効活用できないだろうか?
「皮」をなめして「革」にすることができたら?
ヨーロッパではフィッシュレザーが製品化されています。
魚の革をつくりたい。捨てるのは、もったいない。
同じ想いをもつタンナー(皮革なめし業)が日本にもいました!
独自の手法を開発し、高品質な「魚の革」をつくれる職人たち。
この出会いから “namino leather”は生まれました。
*1 *2 東京都中央卸売市場「水産物歩留調査」より